複合微生物相解析 DHPLC法による、微生物遺伝子をターゲットとしたDNAフラグメント分析 複合微生物相を構成するそれぞれの微生物種は、種に特有の遺伝子の塩基配列を持っています。この塩基配列の部分の情報に基づいて、系内の微生物種の組成をパターンとして表すことができます。このパターンの類似性・相異性から微生物相全体の状態を比較検討することができます。一つひとつの線(ピーク)は、同じ微生物種由来の単一の遺伝子である可能性が高く、これを取り出して、微生物種を同定することも可能です。
近赤外拡散反射スペクトル(NIR)法による、前処理なしでできる高分子パターン分析 近赤外(NIR)スペクトル法は、水分量・タンパク質・脂質等の「マクロ」な組成を調べるために最適な分析手法です。NIR分析は試料の前処理を行うことなく、直接の分析が可能であり、短時間・低コストで多数のサンプルの比較分析が可能となります。また将来的には、本技術を活用した現場レベルでのリアルタイム品質診断の実現も期待されます。
3種類のパターンセンシングで、各データの類似性や帰属度を統計科学的手法に基づいて解析し、個々のサンプルの性質や分類、品質評価を客観的に提示します。例えば、新製品がどの既存の製品と近い位置づけなのか、農場の生産品質が他所と比べて高いかどうか、複数の拠点で生産される製品の生産工程が均一かどうか、といった疑問を解決します。 (東京電機大学・中村研究室との共同研究成果)
バイオ・トレースでは、お客さまのニーズに合った分析方法を検討いたしますので、ぜひ一度ご相談下さい! また弊社グループでは、食の品質をより詳しく知ることのできる新規解析手法の開発を随時行っております。今後も進化を続け、皆様のさまざまなニーズに対応できる、生産品質解析のスタンダードを実現していきます!
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